共有ファイルサーバ上でExcelファイルがロックされたときの対応

前提

共有ファイルサーバ上でExcelファイルがロックされることがあって、どう解決すればよいか分からなかったから調べました

対応

あるユーザがファイルを開いてないのにそのユーザのユーザIDが表示されて「-.xlsxが編集のためロックされています」というエラーが出ることがあるらしい
知らなかった。
原因は二つあるらしい

①Excelの隠しファイルが残存している
Excelを編集するときに同じフォルダに~$で始まる同名の一時ファイルが作成され、現在編集中のユーザー情報を記録、他のユーザーが同じファイルを開こうとすると、ロック情報として参照されるらしい。
しかし、Excelを閉じた後もこのファイルが削除されずに残ってしまうことがあり、その結果、自分がずっと編集中と誤認識されることがあるらしい。

この時は以下で対処

エクスプローラーで [表示] > [隠しファイル] にチェックを入れる。

[フォルダーオプション] > [表示] タブで、「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外す。

~$ で始まるExcelファイルを削除する

該当フォルダ内にある ~$ファイル名.xlsx を削除。

その後、Excelファイルを開き直し、正常に動作するか確認。

②セッションがサーバー上に残っている
Excelファイルを閉じたはずなのに、何らかの理由でセッションがサーバー上に残ってしまい、ファイルがロックされ続けることがあるらしい。
下記のように対応できるようだ。

ロックされたファイルを右クリックし、「開いているファイルを閉じる」 を選択。

共有フォルダのあるサーバーを開く

「コンピュータの管理」 を開く。

[共有フォルダー] > [開いているファイル] を選択。


今回の記事を書いていて思ったのだが、一月に一度備忘のためにヘルプデスク対応の解決方法を記録していこうかと思います。

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